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H16年 | 5月 | オークションにて | オークションにて NO2 | * | * | |
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H22年 | 2月 | い〜ちゃん事件 |
2001/9/25 (火) どくリンゴ 昼飯に帰る途中、ピエロの信号のとこでこんなことを考えた。 ビンラディン氏でもテロリストでも、小泉首相でも、自閉症児でもみんな一緒、みんな、鼻くそもほじる、つめも切る、朝起きたら顔を洗う、糞もたれる、腹も減る 暗くなったら眠たくなる。 、いくら凶悪犯でも人間、話してみると意外なほどやさしいかもしれない後悔してるかもしれないし、何かしら心の病をもってるのかもしれない。隣の親父のほうがよっぽど怖いかもしれない。 なぜ恐怖があるのかと言えば、未知の世界だから・・・美味しいりんごが鈴なりのように垂れ下がっていても そこにただひとつ毒りんごが混ざっていたとすれば誰も手を出さない。未知のものに対する恐怖とはそんなものだ。わかってしまえば何のことはない、アホらしくなってしまう。 人間が他の動物と違うところは、心をもっていること、弱肉強食の世界から足を洗おうと努力してること これについてはまたの機会にしよう |
2001/10/1 (月) 全国MLにサイト公開 本日をもって、いよいよオープンした 思えば長かったこの年月 ちょうど去年の3月に某○ットメールの営業の口車に乗せられて独自ドメイン”asamidk.com”取得、それはそれでよかったが、次の作戦には乗らなければよいものをつづいて7月に7ページ7万円の落とし穴にまんまとはまってしまった。 そのまんま、1年間ほったらかしであった。気に入らない、はずかしいと思い続けてきたが、やっと脱出できた感じだ。 これもひとえに、全国電気屋ML、その中でも、7月入院中にいただいた函館の人からの「退院したら、サイトの工事中をはずすように」といった命令のおかげだな。ジョークの苦手な私は、その指示をまともに受け実行しました。感謝感謝!! まだまだ、未完成だし内容のほうはこれから充実させていかねばならない。とくに、このコーナーは、大事にしたい・・・ ヒントを得た、ひらのでんきさんの抗議のすきまをぬって既成事実を作り上げねばならない。 どうやら、心のおおらかな人みたいなのでとりあえず安心だ。 がんばろう!! |
2001/11/24 (土) 10年ぶりの京都 マニアの間では生つば物のJBLのスピーカー「パラゴン」の視聴会へ参加させてもらった。 好きな音楽に対するこだわりや自分なりの思い入れは人一倍もってるつもりだが、こと音響に関しては、そんなにこだわってはいないのです。 パラゴンと聞いて”ファルコン”を思い出します。 あの空飛ぶファルコンやさしそうなでかい目、ふさふさとした温かそうな毛並み、主人公の子供(名前なんだったかな〜思い出せない)を背中に乗せて悠々と飛ぶ姿もよかったけど、地上に降りて横たわる姿も目に焼きついて印象的でした。 いまでもあのファンタジーは感動的でわすれません。 「パラゴン」で「ネバーエンディングストーリー」が聞きたかったな〜 そうなので、「パラゴン」がどんな音をだすのか、そんなには関心なかったのですが、何かを求めて参加するといったそのメンバーにひきつけられ参加したのです。 MLで大変お世話になった、N氏とO氏にはぜひとも合ってどんな人か確かめてみたかったのです。 私にとって、パラゴンの見学ツアーというよりも、O,N氏を”一度見てみたい”といった見学ツアーのほうが当たってたようなきがします。 結果は言わずもがな、すばらしい方たちでした。 ごめんなさい(爆) |
2002/08/22 (木) 元気な母 8/16 畑作りを生きがいにしている母が畑用の鶏糞やら腐葉土を買いたいと言うのでホームセンターにお供した。 こういった畑作りの材料の仕入れでお呼びがかかるのは年に何回かあるが、買い物が終わると、必ずどこかで何か食べて帰ろうと言い出すのです。 こちらとしては、決まって母のおごりなのでありがたいのですが、そんなにお金持ちでもない母に無駄使いさせるのもどうかと思い断るのですが、しつこく行こう行こうというので結局甘えてしまうのです。 もっとも、めったと外出しない母が車に乗って出かけたとなると少しは羽目をはずして贅沢してみたいという気持ちもわからないでもありません。 自分の息子とペアというのも年老いた母にとっては安らぎがあるのかな、甘えるのも親孝行のひとつかなと思ったりします。 てなことで、前回はラーメン屋でしたので、今回は回転寿司に行くことにしました。 ずっと前に一度連れて行ったことがありそのときが初めてだったような気がしますが大変喜んでいた様子でした。今回で二度目なので、回ってくるのを取って食べること自体に当初のような驚きはかったみたいでした。 「こりゃあ、取っていいんかの〜?」と言って一皿取りました。 ここまでは何のことはなかったのですが、「おいしいの〜もうひとつ食べようか」と言って、今度は皿ではなく、箸を突き出して直接つまんで取ったのです。 どうやら始めに取った皿があいたので、2つも皿を汚しては悪いと思ったみたいです。また、箸を出したのが、ちょうど大ネタの1巻ものでしたので、つまみやすかったのもあります。 ひょいとつまんで自分の目の前にある皿に移したのです。 私が気づいたときにはすでに空の皿は数メートル先のほうを流れてました。 なるほど、こりゃあいい作戦だ。1個儲かった・・・というわけにもいかず、 あわてて、メニューの旗が載っている皿をひとつ取って帳尻をつけたのです。 「おばあちゃん、皿ごと取らないとだめだよ」と言うと「ありゃ?さっき食べた皿はどこ行ったんかいな?」・・・と、今度は食べた後の皿を元に戻そうとするやら どうもわかってるようなわかってないような・・・?? もう80歳になる母ですが、特別大きな病気もなくまだまだ元気な部類だ。 自分で身の回りのことや、好きな畑仕事ができる間は安心なのですが、やはり物忘れもしばしば増えてきているし、これから先は少し心配です。 |
2004/05/16 (日) YAHOOオークションでのお話 オークションの利用回数も130回を超えてかなりベテランの域に入りつつある。 うまく取引するコツは出品者の評価だけでなく、品物の目利き、相場の値段の流れ、送料の負担など色々な角度から検討しなければならない。 さて今回は適当なノートパソコンを物色。 パソコン関係はほとんどが業者の出品で一目でそれと分かる。業者の品物はビジネス落ちが多くてあまり面白くない。品物におおきなハズレはないが、やはり損はしないような値段となっておりこれぞ掘り出し物1といったようなお買い得品は当たらないのだ。 そこで自然と個人出品のものが狙い目となるが、これもみんなが狙ってるのでなかなか落札値も相場以上に上がることがあります。 オークションID e37656762 5月 8日 19時 6分 開始 5月 10日 15時 6分 終了 タイトル 「FUJITSUパソコン FMV-BIBLO NB16B売ります」 ID 「satrlightofnight」(新規) コメント 「富士通のFMV-BIBLO NB16B を出品します。 O S Windows XP Professional C P U Pentium4 1.6GHz H D D 40GB メモリー 256MB C D 内蔵 CD-RW/DVD ディスプレイ 液晶TFT 12.1 ビジネスソフト Office XP サイズ A4 3.5Kg 状態は良好です。 作動状態ももちろん良好です。定価 ¥225000付属品もあります。ただ 説明書は見つけたのですが、保証書がどうしても見つかりません。その点ご 了承いただいた上でのご入札をお願いします。」 いかにもシロウトくさいタイトル。 掲載された写真もデジカメで撮ったみたいな不鮮明な写真が一枚。 「NB16」といえば2003年春モデル、15インチの大画面、「16B」という機種はないので「16C」の間違いだろうが、いかにも初心者のにおいがしてねらい目の商品だ。 しかも通常は夜の9時10時ごろが終わりだが今回は平日のPM3時が終了時刻となっているではないか。そんな時間帯なら競り合いも少ない、うまくいけば格安にて手に入るかもしれない・・・ それでもやはり、同じような思惑の対抗馬がいました。 終了間際の競り合いです asamidkは私、nomuratoshiakiさん [5月 10日 15時 2分] asamidk 入札。数量: 1 で 75,100 [5月 10日 15時 2分] nomuratoshiaki 自動入札。 78,000 [5月 10日 15時 2分] asamidk 自動入札。 78,000 [5月 10日 15時 3分] asamidk 入札。数量: 1 で 79,000 [5月 10日 15時 2分] nomuratoshiaki 自動入札。 79,000 [5月 10日 15時 2分] nomuratoshiaki 入札。数量: 1 で 79,000 [5月 10日 15時 3分] asamidk 自動入札。 82,000 [5月 10日 15時 3分] nomuratoshiaki 自動入札。 82,000 [5月 10日 15時 4分] nomuratoshiaki 入札。数量: 1 で 83,000 [5月 10日 15時 3分] asamidk 自動入札。 83,000 [5月 10日 15時 4分] asamidk 自動入札。 84,000 [5月 10日 15時 4分] nomuratoshiaki 自動入札。 84,000 [5月 10日 15時 4分] asamidk 自動入札。 85,000 [5月 10日 15時 4分] asamidk 入札。数量: 1 で 85,000 5月 10日 15時 4分 終了間際に84000円 負けじと同時間に私が85000円・・・やった!少し高めだがみごと落札! 最悪10万弱でも売れるだろう。 終了2時間後に届いたメールが、以下全文引用 「はじめまして。落札ありがとうございます。根津 景子と申します。 初めての出品になりますし、ボケキャラで通ってるのでご迷惑おかけしてしまう こともあるかもしれませんがとにかくスムーズなお取引を心がけていますのでよろしくお願いします^^。 取引方法の件でひとつ訂正します。送料等の諸経費は私が負担することにしました。 商品のだいきんに加えて送料も負担させてしまうの はよくない、と父に指導をうけま したので^^;確かに千円くらい負担させてしまうことになりますものね。それくらいはこちら で持つことにしました。落札していただいたお礼と考えてくださいね。 何かトラブル等、急ぎの用件がございましたら上記連絡先へお願いします。 では短い間ですが取引の終了までよろしくお願いいたします。」 連絡先 〒202-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-19-3 根津 景子 045-476-5427 なんと女性の名前で、文面もほのぼのと安心させる内容ではないか。 それで私は以下の返信を書きました 5月 10日 20時 4分 根津 景子様 >ボケキャラ には笑っちゃいました・・ 早速の返事ありがとうございました。 実は、オークションで出した質問に答えていただけな かったので少し心配していました。 以下はオークション上で公開質問した内容です 5月 10日 9時 44分 発送方法?と立ち入った質問ですみませんがコレだけの品物を手放される理由は? 差し支えなければお教えください。 5月 10日 9時 44分 この質問には返事はありませんでした。 実はこの時点で怪しいことに気づいていれば何のことはなかったのです・・・つづく |
2004/05/27 (木) YAHOOオークションでのお話 NO2 さて続きです。 再度アクセスするとなんと出品者のIDが(利用制限中)に変わっているではないか。 「新規」の出品者でしたし私が発信した質問にも返答がなかったのでちょっと心配になりメールに記入された 電話にかけてみることにしました。 すると、やはり! FAX専用になっていて誰も出ません。それではと折り返し電話くださいとFAXを流して 帰ってきた返事が、「○○株式会社ですが間違って送信されてます。ご確認ください。」とのこと・・・ それでもひょっとして”根津 景子”なる人物そちらのほうへお勤めではないかとしばらく様子見てみるも 何も音沙汰はありません。 3日たって結局連絡なし。 ここに到ってやっと計画的な取り込み詐欺であることに気づいたのです。 何が「ボケキャラ」だ!なにが「父の指導」だ!なにが「トラブル、急ぎの用件」だ! 落札者を安心させる巧妙な手口にすっかり乗せられてしまった。 オークションの出品の仕方もいかにもシロウトを装ってる。こんな手の込んだ芝居をされたらベテランの当方 としてもどうしようもない。すっかりだまされてしまった。 しゃくにさわるので3日後ためしに 「こちらは、お金は用意してますので電話連絡取れ、品物が間違いなければいつでも払う用意があります」 といかにも信用してると見せかけたメールを出したが返事がないのは言うまでもない。 私と競り合った次点の方のIDから公開されてるホームページにアクセス出来ました。 「桜井屋」というガス屋さんのページ http://www.katch.ne.jp/~toshiaki/index.htm こちらのFMVノートパソコンの改造ページにたどり着きました。 http://www.katch.ne.jp/~toshiaki/biblo1.htm そこで、早速掲示板に書き込ませていただきました。 某オークションよりやってまいりましたど〜しんと申します。 実は去る5月 10日 15時 2分の「FMV−NB16B」で競り合った オークションID asamidkでございます。 URLが公開されてまし たので拝見したところ私と同年代、非常に身近に感じ思い切って書き込みさせ ていただきました。 http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e37656762 (まだアクセスできるかな?) 「この場にそぐわない内容でしたら削除してください」と注釈をつけましたので やはり即座に削除されてしまいましたが、なんと即座に直メールが届きました。 桜井屋の野村様ヨリ >私も少し怪しげな予感がありましたがジャンパラ買い取り価格以下にて入札しました。 >結局、代金支払ったのですか?まったくの詐欺ですか? >どし〜んさんには申し訳ありませんが私が落札できなくて良かったようです。!! そうですよ!桜井屋さん!もっと感謝してくださいね!(なんのこっちゃ) 今回被害はありませんでしたが世の中悪いやつがいっぱいだ。甘い話には乗らないことですね・・ |
2006/06/22 (木) |
一枚のDM・・・恐怖の始まり この報告は、私がこれまで生きてきた中で、何回か経験した恐怖の中の一つである。 過去のものは、かすかに残っている断片的な記憶しかないので、今回のそれと匹敵 するかどうか分からないが、おそらく今回の恐怖は最も大きいものだったと思える。 4〜5年前に入院し、病名を「心筋梗塞です」と告げられた時もこんな恐怖感はなかった。 恐怖といってもサスペンス的ないわゆる誰が見ても怖い話なんかではなく、一個の人間が 思う浮かべる妄想とか追い詰められた孤独感からくる恐怖感で、他人から見たら笑い 話にもならないつまらないものだ。しかしながら誰もが何回か経験したことがある違い ないし公表することによって共感を得られれば少しは気が楽になるかと期待するものである。 さて、報告にあたっては、自分のプライベートなことでもあるし、また第三者に 迷惑をかけることになっても良くないので、できるだけ具体的な内容や固有名詞はは避け ざるおえない。抽象的で分かりづらいと思うが、ご理解いただきたい。 問題は、去る4月29日(土)ゴールデンウィーク突入直後に配布した定期的DM 「かわら版」4月号から始まった。 この「かわら版」はもう1年以上前からがんばって発行しているお得意様向けの情報だ。 今回の4月号はこれまでにはない薄型テレビの特集で、具体的内容は公表できないが、 日立プラズマテレビ○○○円 ナショナルプラズマ○○○円 シャープアクオス○○○円 ・・・といった内容だ。 こちらの意図としては、巷ではに売れてるのにうちだけサッパリ・・・。 もうすぐワールドカップも始まるし、ここらで一丁思い切った値段を出して おかないと、お得意様がみな量販店に流れてしまう。 そんな危機感から、価格を量販のチラシよりさらに下げて打ち出したのだ。 「通常の仕入れ価格」と比べても大幅に安くしてある。 「どうせ売れないならめちゃくちゃな値段でも出して売れたらその時点で仕入れを考えよう」 そんな半ばやけ気味な発想から作成したものである。 まず初めはためしに、かつてからのテレビの見込み客数軒に配布することにした。 5月1日(日) 翌日、店は定休日で店内でゴソゴソ片付けをしていると、夕方1本の電話。 「あの〜、知り合いからお宅のハガキ見せてもらったんだけど、本当にこの値段なんですか〜?」 こんな問い合わせなど今まで一度もない。少しあわてるが冷静に・・・ 「はい、現金での価格です」と応えるが、すぐ、これは何かヤバかったか?と不安がよぎる。 質問の仕方などからして、とてもお客とは思えない。おそらく同業者の”さぐり”か? 配布先のお客様がこのDMをネタにして、他のお店に値段交渉してるか? いずれにしても、何かしら雲行きが怪しくなって来る予感がする。 続く・・・ |
2006/07/02 (日) |
1枚のDM NO2 恐怖の絶頂 5/1(月) あくる日の昼前 営業担当のO君が神妙な表情で「○○組合とある電気店さんから例のDMの値段のことについて問い合わせがきてる。同時に2ヶ所から来るのも今までにないことだ」 やはりそうか・・・当店の出した“やけくそのDM”が1日のうちにあちこちにFAXで流されたと見える。 おそらく 「オレとこも、こんな安い値段で売れるようにしてくれ」とか「こんな電気屋を野放しにしていていいのか?」などとクレームがついたに違いない。 しだいに自分自身のなかで悪いイメージが拡大して、一人で孤立していく姿が浮かぶ。 「事態は深刻なのか?」 「・・・・」 このところの各販売メーカーも取引の少ないお荷物の電気屋さんはどんどん切り捨てていってるという。 うちもおそらくそんな対象に入ってるに違いない。 そんなリストラの対象になっているのなら今回の不祥事がいいネタだ。 いっそのことこれを機会に取引停止になってもやむ終えないか・・・ 開口一番O君の言った「僕的には、これからも続けていってもらいたいが・・・」 の言葉の裏に隠された意図からそういう風に捕らえたのだ。 「白黒ハッキリしたいので早いこと結論出してほしい」と伝える。 その日の夕方O君から「明日の午前中上役と行きますのであけといてください」と電話。 その日の晩は一睡もできなかった えもいわれぬ恐怖感 これまでせっかく25年間積み上げてきた信用が一日にして崩れ去ってしまう恐怖感 おそらく明日は、看板を引き降ろし、店内のめぼしい商品を引き上げ、「今後一切当社とは関係あり ませんので、かかわりを持たないでほしい」そんなせりふが聞こえてくる。 べつにそうなってもかまわないし、いっそのことこれが潮時かとも思う。 しかし、これから電気屋続けるとしても、商品はどう仕入れる?カタログはどうする?資金はどうする? 修理はどうする?不良交換はどうする?お客さんにはどう説明する? 周りの同業者からは白い目で見られるにちがいない・・・ 近所、知り合い、取引先、お客さん、すべてのものがこちらを指差して嘲笑してる。そんな光景が頭を離れない。 体が硬直、精神と体が分離してしまって爆発しそう。寝付けない、体中から汗が噴出してのどはからから、しんどいのでわざと声を出してうなる。 「う〜ん う〜ん」 眠れないのがこんなにつらいこととは・・・ よく不正を犯したえらいさんなどマスコミに追い立てられてて入院したなんて報道するが、心労も極限まで来ると自宅ではとても寝れないのだ。 もう病院にでも逃げ込むしか方法はないのか? また起き上がって一杯あおる。 夜遅くアルバイトから娘が帰宅、内情は伏せておいたが「人生、出会いと裏切りの繰り返しだ。細かいことにくよくよせずおおらかに生きなさい」などと”説教”するうちに急に涙があふれ止らなくなってしまった。 はたして次の日は”裏切り”があるのか? |
2006/11/12 (日) |
1枚のDM NO3 恐怖の展開 あの事件以来すでに半年が過ぎようとしている。 実は、事件を公表後すぐに、アメリカに留学中の姪っ子が一時帰省したとき 「おじさん、あの話はどうなったん?向こうで見てず〜と気になってたんよ」 なんと、このサイト海の向こうでも見てくれてるとは!まさに物申す世界をめぐるだ まだ20代のこの姪っ子、ちょっとパソコンのことなど教えてやろうものなら 「おじさん、すごい!」とすぐ感激してくれて人を喜ばせるのがうまいというか、 オレも若い子におだてられると弱いのだ。 また、しばらくたったごろ、あるお客さんが「まだ商売やってるところみると 看板はまだ大丈夫みたいやな」と心配してくれたり、掲示板にも「その後が楽しみ」 と期待してもらったり・・・ すでにさめてきた部分もあるが最後まで報告しようと思う。 なお、その後知ったことであるが、このたび登場するS部長勇退へのはなむけの” 物語り”となれば幸いだ。 さて翌日(5/2)の朝、O君とS部長がやってきた。 S部長は当店が開店当初からず〜っとお世話になっていて、何から何までうちの事 を知っている最古参。S部長のおかげでここまでやってこられたといっても過言ではない。 とはいえ今回の事ではいつもの感じと違い、見るからに表情も硬いし、何か大変 なことを宣告されそうな予感がする。 開口一番“いつもの説教”が始まった。 「地域の電気屋さんは、量販店の真似して値段で打ち出してもダメだ。お客さんの 痒いところを掻いて、痛いところをさすっていかないと・・・」 「うちの販促活動に沿って、展示会には必ず参加してやれば絶対間違いない・・・」 「あちこちから苦情が出てるのは、うちでちゃんと整理しておくから・・・」 そうか、“整理”してくれるのか・・・ こちらとしてみれば、蛇ににらまれたカエルみたいなもの。 何を言われても、「うんうん・・・今回はモラルに反したルール違反だった。 やはりコツコツやるよ」と答えるのが精一杯。 どうやら、取引きを停止するとか看板を下ろすとかそんな気配は全くないようで、 少しは気が楽になった。 しかしながら、これで完全に気が治まったわけではない。 まわりの同業者や、組合関係、他メーカー、どこにどんな形でうわさが広まっているか 分からない。 日立の方もとてもそんなところまで面倒見てくれるわけもないし、まだまだ不安な 孤立した自分が立ちすくんでいた。 その夜も寝れなかった。 |
2010/02/04 |
い〜ちゃん事件 たしかおととしの秋ぐらいだった。すぐ近くで、もう15年以上前から空き家になっている店舗で、 「今度、居酒屋を開店するので」と店舗内の電気工事を依頼された。 店舗は以前も同じような商売をされていた加減でほこりはかぶってるものの、照明器具、 空調などそのまま掃除して使うことになった。 それでも、配線をやり変えたり、看板を取り付けたり、エアコンを掃除したりで1週間はかかった。 家主さんや店のオーナーさんは初めてのお客さんだったのだが、みんな気さくな方ばかりであった。 (下ネタが多いのには少々とまどったが・・・) お互いこれからも何かと世話になるので分け合いあいとしていたものだ。 あれから1年半、特別おおはやりとまではいかないまでも、地の人で顔も広いということもあって 地道に頑張っておられた。 それがまさかこんなことになろうとは・・・ 事件は夜の8時ぐらいであった。 おびただしいパトカーのサイレンの音。外に出てみると何やらみんな集まってる。殺人があったと・・ こんな悲惨な出来事がすぐそばでおきてしまった。 数日は亡くなった方の顔やしぐさがちらついて何も手に付かなかった。 あれからもうすぐ1か月が過ぎようとしている。 20日間ぐらいは警察のパトカーが現場の前に24時間止まって警戒されていた。 やっと警戒は解かれたものの、黄色い”キセイセン”は張られたままだ。 毎朝の散歩コース、花束や飲み物が供えられているが亡くなられた方の無念さは想像しがたいものがある。 毎日通るたびに手を合わすことで少しは気も安らいでいる。 合掌・・・ |