乗り込んできた大森さん!・・・怒涛の終盤へ!      H14/11/16     第5弾
さて、昼間の興奮も冷め遣らぬうちにと書きとめておこうとここまで書いてきたわけであるが、7時ともなるともう外は真っ暗、もうすぐ晩御飯だ。  なにやらいいにおい・・・どうやら鍋物みたいだ。ビールがうまいぞ。

ピンポ〜ンと来客
この時分に来られるのは大抵ご近所の方で、いつも感謝している、から揚げとかコロッケの差し入れかな?
俺に用事の方はまずおられない。
ところが・・・「オオモリです。ご主人はおられますか?」
なっなんと!大森さん?!頭のてっぺんからスーッと血の気が引いていくのがわかる。

えらいこっちゃ!とっさに店のシャッターを開けて、
   「どうぞどうぞ、このたびはとんだおせっかいなことをしでかしましてまことに済みませんでした。」
とりあえず座っていただく。奥様とご一緒だ。
するとご主人、
  「いえいえ、こちらのほうこそご親切にお知らせいただいて、名前の間違いをご指摘いただいたり、手土産までいただきまして恐縮です」
  「お礼をしなければならないのはこちらのほうです」とご主人・・・ん??ご主人??
カタログに載っていた感じとまったく別人??、違う人ではないか??

でも、てっきり怒鳴り込んでこられたと小さくなっていたのでとりあえずはホット胸をなでおろす。
  「これはいただくわけにはいかない」のでと、こちらからもって行った手土産を返さ  れさらに、これはお礼ですと逆に倍ほどの菓子折りをいただいた。

さあ、そこからは、カタログのいきさつ、先ほど遠方の息子さんと電話でお話されて始めて事情を知ったことなど、丁重に話していただき、こちらはうなずくことしきり。
30分ばかりで、それではとお帰りになったが、こちらといえば心臓が口から飛び出しそうなほど緊張してた。

その後はボーゼンとしてしばらく晩飯も食えなんだ。
少しまとめると   半ホリー・アボガド事務所報告
三菱電機に勤めておられる息子さんが換気扇のカタログ作りにご自分の実家をモデルに
    載せたのだが、 このことで会社の中で目立ってはいけないので、わざと「羽曳野の大山さん」
     と名前を変えられた。 ところがまさか掲載される写真に表札まで入ってしまってるとは思わな
  かったらしい。


それで今回の新しいカタログでは、あえて写真の表札のほうを「大山」に変えたのだということでした。。。

さて、カタログの写真と別人、びっくり仰天!すり変わったご主人!について・・・
  ご主人は当時写真を撮りに来られたときは出張中でご不在。仕方なく別の人と一緒に写真を撮られたということでした。
 カタログに写っているのはお隣のご主人です。。。これには本当にびっくりしました。
 本当のご主人は、どちらかといえば表紙に載っているお風呂に入ったお父さんの方が近いです・・・ゴメンナサイ

真実が分かってくるにつれて、こちらの幼稚な推理などいつの間にかどこかへ吹っ飛んでしまいました。なにか隠された裏でもあるのではないかといった興味本意の”期待”は見事に外れてしまったわけです。
もう一山
ところが・・・これで万事解決万々歳と思いきや、もうひと山残っていたのを忘れてた!
この「大森さんのページ」、まだ了承もらってない。
アドレスは教えてあるし、お互いの素性が判明した以上、こりゃやはりOKもらわないとどんなトラブル
が発生するかも知しれない。
さてどうしよう。
次へ(第6弾)